一人前の美容師を育てるのに何が必要か?

美容室を始めて5年が経ちました。
美容室を始めて何が1番大変か?

それは、ダントツでアシスタントを
一人前のスタイリストにすることです。

一人前の美容師とは、
ちゃんと自立して飯が食えて
お客様に接客、技術、人間性を
好きになってもらえるひとになる。

つまりは、売れる美容師にする。
売れる美容師とは、沢山のお客様に支持される美容師です。
美容師はお客様がつかないと
食べてはいけないので、
美容師を続けるられなくなります。


美容師の卵は、
20歳で美容学校卒業して
美容室に入るのですが
まだまだ子供な子が多いのが
実状なんです。


まず、社会人の心得から
教えないとならない。


挨拶、言葉遣い、掃除から
全てを教える。


そのうえで、
しっかりと技術、接客を教え、
スタイリストになるまでに
修行して3年から5年は最低限かかります。


そこから、スタイリストになり
売れて、人並みに稼げるのが早くて2年
普通だと、3、4年はかかります。
それでも、それまでに辞めていく人が
ほとんどで、10人美容室に入ったら
10年後に残るのが1割いればよいという
厳しい世界なのが、美容師です。

当然、僕はスタッフ全員を
一人前の美容師にする!と言って
それを、目指して日々頑張って
指導をしています。
10人中1人か2人しか残らないのですから
容易ではないのがわかると思います。


ぶっちゃけ、1人アシスタントを雇うとなると、うちは福利厚生もしっかりしているので
経費も、3年間雇ったら
1000万はかかります。
途中で辞めたらと考えると頭が痛いです。。


練習も朝早くから、夜遅くまで
ほぼ毎日見ます。
先を考えると途方もなく果てし無く
思えることもあるし
指導するというのは、自分の思い通りに
いかないのがほとんどなので
根気がいります。


でも、僕はDECOは
一人前の美容師が育つ
美容室にしたいのです。
しっかりと根を張り10年先、20年先も
美容師としてやっていけるように
育てたいのです。


お金を儲けるだけなら
いくらでも方法があるのも知っているし
こんなやり方は効率が悪いのも知っています。


だけど、自分がカッコ悪いと思うことや
自分の心が喜ばないことは
絶対にしたくないんです。


だから、素晴らしい美容師が
沢山育つ美容室にしようと
美容室を始めてから想うようになりました。


簡単な道ではなく、
道を作るのに最低でも10年はかかると
思います。その先も30年ぐらいはかかるかも
しれません。
そんな目標や理想を掲げて
1日1日を大切に悔いのないように
一生懸命やらせていただく覚悟です。


幸い、僕の周りには
素晴らしいDECOのスタッフや家族がおり
みんなでしっかりと
育てていきたいと思います。


もちろん、僕も含め美容師というのは
お客様に育てていただいている部分が
ほとんどであるのは、
いうまでもありません。

美容業界をよくしたいとか
業界を活性化したいとか
さらさら言うつもりはありません。

自分達のことを精一杯頑張り
お客様を素敵にしてさしあげて
粛々と毎日を進んで行きたいと思います。

あまり、うまく書けていないかもですが
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

では、では、

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デコノクレ

渋谷神南で美容室DECOを営む クレヒトシの少し変わった日常をお届けいたします。 髪を切れば人生が変わります。 是非、ご相談ください。