本日は、朝からアシスタント全員で撮影会をしました。
DECOでは、昨年の終わりぐらいから1ヶ月に一度、アシスタントも撮影会を開始いたしました。
スタイリスト全員の撮影会は、5年間休まず
1ヶ月に一度やり続けているのですが、
今の時代、お客様にヘアスタイルを作れるだけでは、特に若い美容師は新規のお客様の獲得が、難しいということで、アシスタント一年にも満たないうちからでも、ヘアスタイルの作品づくりを始めることにいたしました。
撮影をすると一言で言っても
カメラ、洋服の用意、ヘアメイク、ロケハン
モデルの手配、モデルへの仕込み、アフターケアなどなど書いていても、盛りだくさんな内容です。
本気でファッションを撮っている方々からしたら、お遊び程度のクオリティだと思いますが、全て1人で用意をして行います。
作品づくりというのは、自分の感性、好きなもの、経験など、全てがでます。
普段、何も考えずに思考を停止していたら
何もでてきません。
だから、良いものを観ないつくれないし、良い音楽、良い食べ物、良い本、良いファッションなど、五感を刺激する良いものを
普段から感じることが大切です。
それらを良いものを感じて、それが
何故良いのか、何故心地良いのか、何故美味しいのか、何故かっこよいのか、何故可愛いのか、何故おもしろいのか?
知る必要があり、考える力をつけなければ
クリエイションはできません。
もちろん、天才はいます。
そんなことを考えなくても、内からでるものをしっかり表現できる方はいます。
ただ、大半は考え行動し、
しっかりとそれらを
積み重ねなければならないのです。
最初は、みんなかっこよさそうだから、撮影をしてみたいとみんな言うのですが、
やり始めると、自分には何もできないことに気がつきます。
まずは、自分の無力さを知るところから
始まります。
己には何もできないと、挫折したり、
できないことをごまかしたり、目を背けたら
その人にはクリエイションは向かないでしょう。
それでも、やり続け、努力する人は、
クリエイティブな人生が送れるでしょう。
つまりは、美容師を続けられるか、否かは
そこが根底なような気がします。
どんな、クリエイティブな仕事でも
そうかもしれません。
クリエイティブな仕事てなんだ?
と思うかも知れませんが、
全ての仕事がクリエイティブな仕事です。
どんな仕事もやり方次第では、
全てがクリエイティブなのです。
つまりはよく考え、より良くなるように
努力し、それを継続していけるひとが、
プロフェッショナルということです。
話しが逸れてしまいましたが
そんなことを思いながら、
朝、撮影風景を眺めていました。
僕や、スタッフ、家族、お客様、
周りの全ての人々がクリエイティブになるように、日々を積み上げていきたいです。
継続は力なりです。
では、では、
デコノクレ
渋谷神南で美容室DECOを営む クレヒトシの少し変わった日常をお届けいたします。 髪を切れば人生が変わります。 是非、ご相談ください。
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