カジカジH TOKYOの撮影を終えて、感じたこと

細かい積み重ねで、世の中の物や物事は形づくられているなと、改めて思います。

一つのヘアースタイルとっても、簡単に創っているように見えて、小さな細かいこだわりが積み重さなり、素晴らしい造形になっているし、計算されて創り込んでいるから、お客様に感動を与えることができます。


積み重ねがない、薄っぺらいデザインはお客様にフィットしないし、偶然フィットしたとしても長続きはしないです。細かいこだわりを積み重ね、鍛錬を積んだ分厚いデザインには美しさがあるし、心地よいです。その術をしっかりと身につけなければ、そのうちに仕事は無くなります。


毎日、毎日、細かいディテールの層を何度も何度も重ねていき、ゴールの見えないその繰り返しの作業をするうちに、誰にも真似できない自分だけの形ができていく。


それも出来上がったら、また壊して、新しい形を創っていく。破壊と構築を幾度も繰り返していく。

ヘアースタイルに関わらず、全て万事がそういうふうに出来ていると思います。

そんなことを毎日考えながら、仕事をしたり、時間を過ごしています。



昨日、カジカジH TOKYO という大阪発の
業界誌の撮影がありました。



発売前なので、企画名は公表できないのですが、これから来るであろう、若い面白い男の子をカッコ良くスタイリングして紹介するというコーナーをやらせていただきました。



美容師が依頼される、雑誌掲載のモデルは自分で決めて連れていくというのがセオリーです。


モデル選びはとても大切で大変な仕事ですが、今回、運良くインスタグラムから連絡をして、すぐに良い返事をいただき、
清水 文太くんという、モデル、スタイリストという肩書きを持つ、スーパーな19歳の男の子にモデルになってもらいました。




しかし、文太くんは坊主頭です。美容専門誌に坊主頭で望むというのは、かなり冒険でしたが、カラーを水色にさせていただくことになり、なんとかヘアースタイルは決定しました。



まあ、仕上がりはお楽しみにしていてください!文太くんの個性を引き出せたかと思いますし、文太くんの完成が爆発したスタイリングになっています。



今回、文太くんにも感じたことなのですが、センスが素晴らしく、人を惹きつける力がある人は、なんだか生き方や姿勢が、前のめりな人が多いなと感じました。



前のめりってなんだよ?と聴こえてきそうですが、説明が難しいのですが、なんだろ?


ググっと人を惹き付けて、心にすっと入ってきて、静かそうに見えて、実はギラギラしてるというか、隙が無いというか、そんな人に出会うと、すごく前のめりだなと感じます。


そんな、前のめりな人は、だいたい仕事ができて、センスを持っている魅力的な人が多いです。



文太くんは、まさにそんな力を持っているなと感じる人でした。19歳とか歳は関係なく、目のギラつきがあり、なんだか肝が座っていました。


本物の人に何度か会っていますが、みんな共通しているのが、生き方や考え方が前のめりな人が多かったです。


そんなことを思いながら、僕も色々な人に影響を与えられるように、少しでも本物に近づけるように、前のめりに生きて生きたいなと思いました。


今回の貴重な機会を与えていただいた、
カジカジさんに感謝をいたします。


では、では、















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デコノクレ

渋谷神南で美容室DECOを営む クレヒトシの少し変わった日常をお届けいたします。 髪を切れば人生が変わります。 是非、ご相談ください。