漢の中の漢、柏原君名言集③ 柏原君の休日編

ある晴れた、土曜日の昼下がりである。


今日も、漢の中の漢、柏原君はいつものように春なのに、冬みたいな色の服を着て、カラーを塗っていた。


最近では、柏原君は余裕のある漢ていうのが
定着してきたようで、余裕をかまして鼻くそをほじりながら、仕事をしているという、噂もある。


今日も、柏原君の虜になってしまった、子猫のような可愛いお客様が柏原君を見るなり、
質問責めにするという日常になりつつある光景を僕は、目の当たりにしていた。



子猫のようなお客様は、さぞ柏原君に興味があるのか、2秒に一回はにかんで緩んだ口元を、ギュッと上の歯で噛み殺しながら質問を
続けた。






「 漢の中の漢、柏原君は、休日は何をされて
     いるのですか?」



子猫のような、子猫である。
しかも、模様がハート、、。





そして、僕は次の瞬間に耳を疑った。





柏原君は、流暢な日本語で
こう答えたのである。






「休みは、 1人で、水族館に行きました。」


さすがである。
余裕のある漢とは、水族館へ1人で行くのかと、、。





ぐぬぅぅ、1人焼肉で完全にしてやったりだった僕がピエロではないか、、。




そして、僕らが、ぐうの音もでないのをいいことに、すぐに僕らの懐をえぐるような、鋭利なもう一言を、柏原君は浴びせてきた。







「 1人水族館は、僕にとってはスタンダード
    ですよ。」




やはり、時代を先行く、余裕のある漢と僕らとでは、スタンダードの基準というか、次元の違いに雲泥の差があるのを、まざまざと魅せつけられてしまった。






そして、そんな状況にしびれを切らした
子猫のような、子猫のお客様は腐った魚を見るような眼で、すかさず柏原君に質問を続けた。
「 水族館の中で、どのお魚が1番好き
     なんですか? 」


非常に素晴らしい純粋な質問である。





しかし、
柏原君は、僕らを見下した眼で
鬼の形相で答えたのであった。






「 最近は、振袖エビ ですかね。」






「 ‥‥‥‥‥ふりそで??エビ!??」





すかさず、柏原君は
ドヤ顔で答えた。
「 振袖エビとは、着物の振袖のように
     綺麗なエビですよ。」

そのまんまである。小学生でもわかる。
しかし、ドヤ顔がすごい。。


振袖エビ、、。
気になりますよね、皆さん!!
私、三日三晩寝ないで調べました!





見てください!皆さん
これが、漢の中の漢
柏原君の
お気に入りの振袖エビです。



さすがに、綺麗です、。
蜘蛛みたい、、。





最後になりますが、
皆さんも、気になるところだと思い、
柏原君に
こんな核心をついた質問をしてみました。

「 1人で、水族館に行って淋しくないのか?
     彼女は、欲しくないのかい?」と






すると、
漢の中の漢、柏原君から
全身全霊のありったけの声で
こんな答えが返ってきました!








「 今は、仕事が彼女でしから!!」




さすがです。
漢前です。でしからとは。
もう僕は、彼を決してケツアゴ星人なんて
言ったりしません。アゴに誓います。




そんな、漢前な柏原君に
極上なヘッドスパをされに
いらしてください!



春です!
DECOでイメチェンをしましょう!



では、では、

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デコノクレ

渋谷神南で美容室DECOを営む クレヒトシの少し変わった日常をお届けいたします。 髪を切れば人生が変わります。 是非、ご相談ください。