一枚の絵を観て、1年間の成長を見る。

もうじき、新卒から入社の一年目のゆうせいと、まおちゃんがDECOに入ってきて、一年が経ちます。

4月に入ってきた時は、まだまだ学生気分が抜けきれず、右も左もわからなかった2人。


最近の働きぶりを見ると、本当に一年頑張って、成長したなぁと改めて感じる今日この頃です。


僕は、社会人一年目の記憶を、鮮明に覚えていて、右も左もわからない中、毎日怒られ、技術も接客も、自分が思い描いていていた理想とは違いすぎて、現実と理想の間をもがいていました。

美容師、社会人というものが、よくわかっていなかった自分は、お門違いな、大きな夢ばかりを口にしていました。そのくせ、何もせず、遊んでばかりいました。


ただ、やっていたのは技術の練習で、誰よりも練習はやっていて、それだけが、その時、積み重ねていける確かなものでした。僕は不器用なので、本当にこれだけの練習で、スタイリストになれるのかと、できる先輩方をみて不安に押し潰されそうになりながら練習をしていました。そんな、アシスタント時代を過ごしていたと思います。


今は、その経験にも、感謝しかないのですが、立場が変わり、育てる側として、人を一人前に成長させるには、根気と時間と誰にも負けない熱意と、そして、お金がかかります。それから、確固たる覚悟が必要だなと思います。


僕は、人を育てるのに、自分がやられて嫌だったことは、絶対にしないように心がけています。


しっかりと彼らが真っ直ぐ、美容師として育つように、自分も勉強し、よりよい技術、接客、人間性が育つような環境づくりを心がけていこうと、改めて決意いたしました。


まだまだ、自分も半人前以下で、学ぶことのが多く、責任ある教える側のプレッシャーと闘いながら、しっかりと覚悟を決めて進んでいます。


本当に2人は、1年間頑張っていました。
朝、ユウセイが描いた絵をお店に飾っていて、その絵が素敵でした。なんだか、その絵を観ていたら、彼の成長が垣間見られた気がして、嬉しくなりました。とても、素敵な絵です。彼の素直さがでていて、とても気持ちが良い絵だなと思いました。



彼は、少ない時間を使い、美容師のアシスタントという過酷な状態で、絵を描き続けています。素晴らしいなと素直に思います。
今度一緒に一枚の絵を描こうと約束しました。


僕も、そんな彼らに刺激をもらいつつ、彼らの成長をサポートしていきたいと思います。


4月から、また2人の新人が入ってきますので、気を引き締めなおして、4月からまた地道に頑張っていこうと思います。


では、では、

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デコノクレ

渋谷神南で美容室DECOを営む クレヒトシの少し変わった日常をお届けいたします。 髪を切れば人生が変わります。 是非、ご相談ください。